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RS3PE症候群

RS3PE症候群とは?

RS3PE症候群はRemitting Seronegative Synmmetrical Synovitis with Pitting Edema〝自然軽快する、圧痕を伴う血清反応が陰性の左右対称性の滑膜炎〟の頭文字をつなげた病名で、1985年アメリカのリウマチ学者であるMcCartyによって提唱されました。通常65歳以上の高齢者に発症し、手背部や足背部に指で押すと特有の凹み(指圧痕:水を含んだスポンジに指を押し付けた痕のような)を来します。リウマチ性多発筋痛症や高齢発症の関節リウマチとの鑑別が比較的難しい疾患です。基本的に関節リウマチの様な骨の変化は見られず、少量のステロイドが著効するのもこの疾患の特徴です。高齢者に多く、診断された患者さんに一定の割合で悪性疾患が発見されることがよく経験されます。

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