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関節エコーを導入しました

[2022.03.29]

 今月より超音波診断装置(関節エコー装置)を導入しました。半年ほどかけて機種選定を進めていましたが、最終的にコニカミノルタ製のSONIMAGE MX1に決定し、3月24日に機器の納入が完了しました。

 今までは関節リウマチの診断、治療効果の判定は患者さんの症状を元に、視診や触診、血液検査、レントゲン検査などを駆使して行っていましたが、関節の内部の滑膜の腫れ(関節リウマチの主病変)や炎症の程度をリアルタイムに把握することが困難でした。関節エコーは付属のプローブ(検査用の端末)を通して患部の状態を直に調べることが可能で、放射線による被爆など人体に対する負担もありません。また、MRIなどの高度な機器に比べ検査にかかる費用が安価(MRI:3割負担約7000~8000円 関節エコー:1割負担で500円、3割負担で1500円)です。関節リウマチの早期診断、早期治療導入、治療効果の把握に非常に有力な手段になると思われます。

 5月以降から関節エコーを用いた診療を本格的に開始いたします。

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